介護用語にはカタカナが多い!

多すぎ!カタカナの用語一例

どんなカタカナの用語があるの?

カタカナの介護用語はとっても多い

介護用語って意外とカタカナが多いんですよね。介護に興味を持ち、これから勉強を始めようという人は、カタカナの用語との戦いは避けることができないと覚悟しておきましょう!ここではその一例を紹介していきます。

介護の現場でよく使われるカタカナ用語

まずは介護の現場で日常的に使われているカタカナ用語からみていきましょう。どちらも日常的に使われている言葉なので覚えておくといいですよ。
・「アセスメント」
介護の現場でよく耳にする用語のひとつ「アセスメント」。アセスメントとは利用者の状態などを聞き取って、課題解析などを行う作業のこと、です。ケアマネジメントのスタートラインとなるので、プロセスの最初に行われています。
・「BPSD」
「BPSD」は認知症の症状を表すもののひとつ。暴言や暴力・抑うつ・興奮・不眠・幻覚・徘徊などがその症状にあたります。

介護をしている家族に関わるカタカナ用語

次に、介護をしている家族(介護者)に関わるカタカナ用語をみていきましょう。
・「ピアサポート」
「ピアサポート」とは立場が同じような人にサポートをしてもらうことを意味します。お互いの悩みを共有しやすいので、介護者同士が支え合うプロセスとして重要な役割を担っています。
・「レスパイトケア」
「レスパイトケア」は在宅での介護を一時的に代行するサービスのこと。在宅で介護を行っている人は1人で要介護者に付きっきりになっている状態が多いですよね?孤独を感じやすく心身が疲れてしまうケースが多いのですが、レスパイトケアはその疲れを癒やすことを目的とした家族支援サービスです。
・「ターミナルケア」
「ターミナルケア」とは終末期ケアのことです。死を目前にした要介護者とそのご家族の意向を尊重し、その上で必要なケアを行っていきます。

社会的な考え方に関する用語

あまり聞いたことがない用語かもしれませんが、介護の仕事に就いたらそのうち耳にすることもあると思うので今のうちに覚えておきましょう。
・「アドボカシー」
「アドボカシー」は政策提言や権利擁護といった意味合いで使われる用語のこと。寝たきりや認知症の人の権利が守られるように擁護したり代理人が代弁することを表した用語です。
・「ノーマライゼーション」
「ノーマライゼーション」は要介護者を施設などで一律に隔離するのではなく、社会の中で生活できるよう環境整備をする必要があるという考え方のことです。つまり、その人らしい生活を送ることが当たり前になるように環境を整備しよう!ということですね。

「伝えるため」であることを忘れずに